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男子の第二次性徴期自体は10歳頃から始まりますがそこで見られる性徴は主に身長が伸びる、体格が良くなるなど骨端線の発達が中心です。

中学に入るとまれにヒゲが濃く見える男子も出てきますがまだそれは産毛の段階で我々が悩むような立派なヒゲではありません。剃ってしまえばほとんど気にならなくなる程度のものでしょう。

しかし、卒業して年数が経てば経つほどヒゲはどんどんと濃くなっていきます。

おそらく最初は産毛が多く、その中に太いヒゲが1本生えていている形でしょう。これを剃る、抜くなどして処理しているうちに段々と太い毛が増えてきて、多くの場合20歳になる頃には立派なヒゲになっています。

人によっては20歳よりももっと前、それこそ中学卒業から数年の17、18歳ほどでそうなっていることもあります。

 

b232とは言えその年齢で既にヒゲが濃い男性は少数です。そのため高校生の方は周りと比較して自分の毛が濃いことにコンプレックスを抱き、どうにか処理したいと思うこともあるでしょう。

毛抜きで抜いてしまうのが手っ取り早いですがニキビ、毛包炎のリスクが伴うことと痛みがあるのでおすすめはできません。かといって剃ると青ヒゲになって余計に格好悪く、悩ましいものです。

最近では女性未成年者の脱毛プランを備えているエステ・サロンも多く、未成年男性も脱毛への関心が高まっています。

 

ただそこでひとつ気になるのは、高校生など未成年者でも脱毛を受けても問題ないのでしょうか。まだ完全な大人ではない未成年でもレーザー脱毛を受けてトラブルはないのでしょうか。

高校生(未成年者)とヒゲ脱毛の疑問についてお答えしたいと思います。

 

高校生でもヒゲ脱毛を受けられるか

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率直にお答えしますと、受けられます。

当サイトではレーザーによるヒゲ脱毛の仕組みは何度もお伝えしていますように、レーザーは黒いメラニン色素に反応して熱を持たせます。単純に言えば身体の黒いもの全て(毛、シミ、ホクロなど)に熱を持たせます。

逆に黒いメラニンがない部分は一切反応せず熱を持たせません。これはヒトの身体であれば共通していえることです。なので、高校生だからと言ってメラニンが存在しない個所で何か特殊なトラブルが起こることもありません。

レーザー脱毛に関して書きましたが、フラッシュでもニードルでも同じように未成年でも受けられます。

 

ただし条件あり

脱毛を受けることは可能ですが、どのクリニックやエステ・サロンでも未成年者が受ける際は親の同意が必要になります。

一部のエステ・サロンでは稀に脱毛コースの契約を結んだあとに親にその報告をする事後報告の形式を取っているところもあるようですが、常識的には事前に同意が必要です。というよりも未成年者による契約でトラブルがあった場合には対処するのは親になるので当然事前の同意があるべきです。

さて、親の同意が必要だとして、どのような形での同意になるのでしょうか。パターンは2つです。

  • 契約前に電話確認
  • 契約時親同伴で確認

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電話確認になるのは、まず未成年者だけがお店か医院で説明を受けて同意書を持ち帰り、その後電話がかかってきて保護者が応答し同意の確認をして、後日通院日に親がサインした同意書を提出して契約という形になるでしょう。

間違っても未成年者が自分でサインしないことです。何か問題が起こった時に親の同意がなかったことがわかると不正になり、さらなるトラブルが起こります。

契約前にすでに保護者同伴で来院・来店しており、親が同意している旨を伝えているなら後日電話確認されることはありません。ただし同伴時に契約書・同意書を提出していないなら次回の来院・来店時にそれを出す必要があります。

 

高校生や大学生(未成年)が脱毛をうける条件はこんなところです。この他に必要になるものは特にありません。

 

未成年者のヒゲ脱毛について

脱毛を受けることは物理的に可能で、親の同意があれば問題ないことがわかりました。

ではここからは、そもそも未成年者が脱毛を受ける必要性があるのかどうかについて考えていきたいと思います。

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おそらく脱毛まで考えているということはよほど悩みの種なのでしょう。しかし未成年者、特に高校生ほどの方が脱毛を受けるのは一般的ではありません。

冒頭で女性未成年者の脱毛プランも設けているところもあると言いましたが受ける数は成人に比べれば少なく、男性で見ればさらに低い数字だと思います。

脱毛が一般的でなく周りで受ける人が少ない年齢では、もしも親に反対されれば説得は難しいです。仮に受けること自体は同意してもらえたとしても、費用は自分で負担しなければならないとなるときついです。

もともと貯金があるなら問題ないですがそれがなく、授業や部活・サークル、校則の関係でバイトができなければどうしようもありません。

 

未成年の方にとって脱毛はそれほど狭き門であり、すんなり決行できるものではありません。

しかし、よくよく考えると17~20歳ほどで脱毛を受けるのは身体の発育の面から考えてあまり効率的ではありません。

年齢 テストステロン分泌

こちらのグラフをご覧下さい。男性ホルモンであるテストステロンの分泌量と年齢の関係をグラフに表したものです。テストステロンは身体を作るうえで非常に重要なホルモンですが、ヒゲが生える原因でもあります。

テストステロンの分泌量は成長ホルモンと同じように17~20歳をピークにして大量に分泌され、20~25歳で身体が出来上がり、その後年齢を重ねるにつれ減っていきます。

つまり若干17・18歳で脱毛しても、ホルモンの分泌によりまだまだこれから生えてくる毛がたくさんあるので部分的な脱毛に終わってしまう可能性が高いのです。

通常成人男性がレーザー脱毛すると半永久的に生えてこなくなりますが、ホルモン分泌・受容が盛んな年齢ではまだ生えていない毛穴で毛が生成されることもあるので全て取り除くのは非常に難しいのです。

その結果、せっかく高いお金で脱毛したのにまたすぐ生えてきてしまう事態になります。

 

また、ホルモンだけでなく皮脂の分泌も盛んになり、脱毛でダメージを受けた個所にニキビや毛包炎ができやすくなります。

基本的に1回の施術で広範囲にレーザーを当てますので炎症箇所が多くなり、目立ちます。それこそカミソリ負けがひどい状態のようになり注目されてしまうのは仕方ありません。

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それらを考えると若い方が脱毛を受けるのはあまり効率が良いとは言えません。

受ける目安としては身体がすでに出来上がり、テストステロンの分泌量が落ち始める25歳前後がいいのではないでしょうか(ホルモン分泌のピークは20歳前後ですが、ヒゲの成長ピークは50代と言われています)。

25歳にもなると既に働いておりお金にも多少は余裕ができ始めるので、脱毛を受けるに適した頃合いです。

「未成年でどうしても今すぐに脱毛したい!」と考えていない限り、その年齢を迎えるまで待ってもいいと思います。

 

脱毛以外で出来るヒゲ対策は?

未成年の方にとって脱毛の敷居はやはり高いです。何も親の同意や資金だけでなく予約が取れる時間も限られているからです。さらには成長期であるためデメリットも多いです。

しかし、脱毛はできなくても他に少しでもヒゲを薄くする策があれば行いたいものです。

効果はまちまちですが、いくつかヒゲ対策を挙げてみます。

  • 毛抜き
  • イソフラボンを摂取する
  • メンズコンシーラーを使用する
  • 抑毛剤を使用する
  • 夜更かしをしない
  • 睡眠を十分とる

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一番効果があるの「毛抜き」ですがリスクがつきものなのでおすすめはしません。ですが日常的にこれをしている方もおれると思うので、なるべく肌のトラブルを起こさない毛抜き方法を記載しておきました(→ 毛抜きは青ヒゲの原因になるのか)。

イソフラボンは疑似女性ホルモンとして抑毛の効果があるとされており、多くのヒゲ抑毛剤に含まれている成分です。もちろん食事として摂取しても一定の効果はありますので大豆、納豆、豆腐などを積極的に摂って抑毛に努めましょう。

ただし1日に摂取してもいい量は70mgまでです。これ以上とると病気のリスクが高まりますので注意しましょう。

メンズコンシーラーはいわば女性のお化粧と同じで、パウダーで肌を綺麗に見せるものです。これを利用してヒゲを隠せますが、汗をかいたり雨にぬれると簡単に落ちてしまうので使える日が限られます。

抑毛剤はいくつか市販で売られていますがイマイチ効果が得られないのが現実です。劇的にヒゲが薄くなることはありませんが、生えるスピードが遅くなることがありますので、それ目当てで購入するなら損はないでしょう。

夜更かしは体内の男性ホルモンの分泌量を高めます。思春期はもともとホルモン分泌が盛んで、そこへさらに分泌量を高める行為をするとヒゲもより濃くなってしまうでしょう。睡眠不足自体が身全体にとってよくないものなので十分に睡眠を取って正常なホルモン分泌を保ちたいです(→ 青髭が濃くなってしまうNGな生活習慣6選)。

 

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未成年でヒゲの悩みを持っておられる方は、今は周囲に比べて自分のヒゲが目立つ状況かもしれませんがいずれ周りもあなたのようにヒゲが生えます。もしくはそれ以上に生える方もいます。

つまりその悩みはいずれ時間が解決してくれ、すぐに脱毛が必要ではないと思います。

悩みはなく、顔は綺麗な状態にしておきたいと言う方も脱毛を受けるのはホルモン分泌のピークが終わる25歳前後まで待ってもいいでしょう。脱毛自体費用もかなりかかるのでなるべく効率よく済ませたいです。

それでも早い段階(未成年)で脱毛を受けようと決めている方は、しっかりと保護者の同意を得て施術を受けましょう。