ベジボーイBBクリーム

ニキビ跡や青髭は改善したくてもすぐに結果が出るものではありません。

改善方法はいくつかあり、完璧な効果を求めるならば美容外科で治療や脱毛を受けるのが一番です。ただしその方法ではお金も時間もかかるのでハードルが高く、容易に選択できません。

したがってニキビ跡、青髭を隠しつつ自分で出来る改善方法を実施するのが一番です。時間はかかっても場合によっては美容外科で治療を受けるより費用を抑えることができます。

 

ただ、いずれにせよ完全に改善するまでは時間がかかるので日常生活ではコンシーラーやクリームを使用して悩み隠しするのがいいでしょう。男性の方にはわかりにくい気持ちかもしれませんが、化粧によって自身のコンプレックスが一時的であれ隠せるのは嬉しいことです。

しかし、隠すにしても自分の肌に合って自然な付け心地のものでないと返って目立ち、恥ずかしい思いをしてしまいます。

 

今回は男性用ファンデーションでニキビ跡や青髭隠し用のベジボーイBBクリームがどのようなものなのかをレビューし、その使用感や口コミ評価を書いていきたいと思います。

 

BBクリームとは

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BBクリームという言葉は聞いたことがあっても、男性でその用途を知っている方は少ないのではないでしょうか。

「BB」はBlemish Balmの略でダメージや刺激を受けた皮膚に安らぎを与える(落ち着かせる)と言う意味です。BBクリームはもともとドイツで開発され、今日までアジアを中心に医療用美容クリームとして使用されてきました。

本来は美容治療後の傷痕直しや炎症を抑えるのが目的ですが、同時に肌を美しい状態に保つ効果もありため美容品として注目されるようになりました。美白効果や抗炎症作用、UVカット効果がある成分などが配合されており、現在では多くの国でオールインワンクリームとして愛されています。

女性のお化粧の順序は洗顔後に下地をつけ、次のファンデーションを塗り、コンシーラーを塗り最後にフェイスパウダーをつけるのが一般的です。しかしBBクリームは下地からコンシーラーまでの機能を備えているのでこれ一つでお化粧を完成させることもできます。

 

ベジボーイBBクリームでは美容効果を持つ成分として以下のようなものがあります。

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  • 日焼け止め成分:メトキシケイヒ酸エチルヘキシル、酸化亜鉛
  • 保湿成分:グリセリン、アセチルヒアルロン酸Na、水溶性コラーゲン
  • アンチエイジング成分:アラントイン、ユビキノン

この他にも数多くの成分があります。もちろん中には成分の品質を保つためのものもあるので、全て美容成分だけで出来ているわけではありません。

以下ベジボーイBBクリームの全成分です。

水、シクロペンタシロキサン、BG、メトキシケイヒ酸エチルヘキシル、ジメチコン、酸化亜鉛、PEG-10ジメチコン、ソルビトール、グリセリン、セチルジメチコンコポリオール、オレフィンオリゴマー、アクリレーツクロスポリマー、トリエチルヘキサノイン、硫酸Mg、アセチルヒアルロン酸Na、水溶性コラーゲン、アラントイン、ユビキノン、イソノナン酸イソトリデシル、ヒドロキシアルキル(C16-18)ヒドロキシダイマージリノレイルエーテル、ジイソステアリン酸ポリグリセリル-2、スクワラン、ポリメチルシルセスキオキサン、トリメチルシロキシケイ酸、(ジメチコン/メチコン)コポリマー、トリエトキシカプリリルシラン、メチコン、シリカ、ジステアルジモニウムヘクトライト、エタノール、クエン酸Na、水酸化Al、酢酸トコフェロール、フェノキシエタノール、メチルパラベン、エチルパラベン、酸化チタン、酸化鉄、タルク

内容量20gで色の種類はありません。

 

使用方法

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使用方法は簡単で、顔全体に使用する場合は少量(1センチほど)を指に取って隠したい個所に塗り薄く伸ばします。肌にうまく馴染んできたらまた少量を手に取り肌につけ伸ばしていきます。

伸ばす時は出来るだけ肌とクリームの境界線が出来ないようにぼかしていきます。これを繰り返して塗り終わったら、最後に少し乾燥させて出来上がりです(油分を含んでいるのでサラサラにはなりません)。

一方ニキビ跡やシミに使用するときはさらに少量を出し、該当箇所の中心に付けてそこから外側へ伸ばしていきます。

この場合もクリームと肌の境界線がはっきりしないようにぼかします。

付けた量が思ったよりも多かった場合は指の腹で軽くトントンと叩いて馴染ませていきます。塗り終わった後は少し乾燥させて完了です。

 

シミとニキビ跡を隠す

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まずは上髭部分のシミとあごのニキビ部分をBBクリームで隠してみたいと思います。

あご部分のニキビはかなり治まってきているので容易に隠せそうです。ただしその分BBクリームの効果がわかりにくいので、うまく隠せるかどうかはシミ部分で判断します。

 

手に取って色や形を確認してみます。

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触感や香りの印象

色は割と濃い目で、クリームと言ってもかなり伸びます。例えばニベアクリームやオロナインと比べると、それ以上にしっとり(水分が多い)した感じです。

肌に付けていて垂れてしまうことはありませんが、どちらかというとリキッド寄りのクリームです。

香りは控えめで女性化粧品特有のドーランのふわっとした香りがほのかにします。きついお香りではないので付けていて不快に思うことはないでしょう。

 

指にほんの少しクリームを取ってシミ、ニキビの個所につけます。

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このように隠れるくらいにクリームで隠れるくらいに塗ります。

そしてクリームを肌に馴染ませるような形で、肌とクリームの境界線をぼかしていきます。外側から馴染ませていき、だんだんと中央のクリームを取るような具合です。

 

クリームを付けて馴染ませ、またクリームを付けて広げる作業を何回か繰り返します。

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伸びが非常に良いのであまり多くをつけると馴染ませるのに時間がかかります。少しずつ手に取って繰り返し塗布するのがポイントです。

塗り終わったら1、2分ほど置いて乾燥させますが、このように複数個所に使用している時は他の個所に塗布している間に乾くので改めて乾かす必要はないと思います。

 

何度か塗布を繰り返して完了です。

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完了しましたが、自然に隠せているかと言うと微妙です。

クリームの色と肌の色があってないのか部分的に色が切り替わっており、ニキビは隠せましたがシミは薄く残ってしまっています。

 

こちらの写真をご覧ください。

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小さい丸がシミで大きな丸はBBクリームの色と肌の色の境界線です。つまりクリームを馴染ませるのにここまで伸ばしたということです。

1回塗布するだけではシミがほとんど隠れなかったので少量を何度か繰り返して塗りましたが、そうするとシミはましになったものの今度は肌とクリームの色の差が明確に出てしまいました。

肌の色にうまく馴染ませるためには広範囲へと伸ばす必要がありました。

 

もう少し遠目で見ると色の違いがよくわかります。

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シミ自体も残っていますし色の違いもわかり、これでは何か塗っているのがばれます。

BBクリームを手に取って繰り返し塗った割には不自然さがありシミ自体もうまく消えていないので、部分的なシミ隠しとしての効果は高いとは言えません。

 

BBクリーム使用前と比較してみましょう。

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右の写真のシミの個所には薄く赤丸をしておきました。

ニキビはきちんと隠れていて問題ありません。しかしやはりシミが隠れていないことと、何かを塗っている感じが出ているのがわかります。

塗布の量が少ないのでもう少し自然になるかと期待していましたが思ったよりもお化粧が目立ってしまいました。常日頃お化粧に目が効く女性にはバレますし、男性の目から見ても少し違和感があると思います。

このような具合で、うまく隠すことはできませんでした。

 

青髭は隠せるか

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今度はBBクリームで青髭を隠せるかどうか試してみます。

クリームの伸びが良いので全体をカバーするのは問題なく、また商品パッケージにも「消えない青ひげ」と書かれており使用用途として想定されているのでどれほどのものか期待です。

シミ、ニキビ跡の時と同様に下地などつける必要がなくそのまま使用できます。

 

手に取って塗っていくのも良いですが範囲が広くて面倒なので直接付けました。

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女性から見ればこういう付け方はNGだと思いますが、なるべく時間をかけずにささっと済ませたいので思い切って出します。

 

若干つけ過ぎた感があります。

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ただこの後さらに何度か付け直しもするので気にせず馴染ませていきます。

 

髭の個所は毛穴や毛の関係上皮膚がかなり凸凹しているのでこれが目立たなくなるよう万遍なく塗り込みます。

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クリームを馴染ませている時に思ったのですが、写真を見ての通りそもそも肌とクリームの色が合ってない気がします。

まだこの時点ではクリームは乾燥しておらずしっとりとした状態なのでどれほど肌の色と馴染むかはわかりません。しかし肌の色に比べて少し濃く、黄色が強い印象です。

 

少量のクリームを広げて馴染ませて乾燥させ、再度クリームを肌に塗り馴染ませる作業を2、3回繰り返しました。

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そして出来上がった写真がこれです。先ほどの写真のような塗りたて時の色の濃さ、黄色っぽさはなくりそこそこ肌に自然になったのではないでしょうか。

毛穴の凸凹を抑えようと何度か部分的に塗布しましたが無理でした。

この距離(10cmほど)で見ると何かを塗っているのは一目でわかります。問題は少し離れて見たときにどのような感じかです。

 

なので今度は少し離して撮影してみました。

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髪がボサボサなのはさておき、約50cm離して撮影した写真です。これですと自然に見えますが、個人的には自分の肌の色を知っているせいか口周りだけほんのり黄色っぽく見えます。

色に関してはこの距離でも自分から見ると少し不自然です。

ただ、青髭ひげや毛穴の凸凹はほとんど気になりません。

 

それでは使用前と使用後を比較してみましょう。

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上唇に思い切りクリームがついてしまっています。唇についた分はティッシュペーパーで拭き取れます。

青髭はそこそこ隠せましたがシミの部分が少し残ってしまっています。割と多めにつけましたがカバーしきれなかったようです。

シミの個所だけにさらに塗るとムラが出来てしまいますので青髭隠しは以上で完了です。

 

汗や水がつくとどうなるか

化粧品を付ける上で気になることです。雨の日に多少ぬれたり、夏場の暑い季節に汗をかくとすぐに落ちてしまわないか心配です。

基本的にBBクリームは撥水せいに優れているものが多いので簡単に取れることはありませんが、論より証拠ということで一度水に浸けてみたいと思います。水を手に取って5回ほど流すような形で肌につけました。

その直後の写真がこちらです。

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しっかりと撥水(水をはじくこと)していて化粧崩れは起きていません。

写真を撮り忘れたのですが、この上からタオルで軽く水を吸収すると若干タオルにクリームの成分が付着しました。それで肌に塗った分が剥がれたかというとそうでもなく、化粧崩れもなかったです。

ですので出先で多少塗れてもハンカチで軽く押さえて水分を取れば問題なさそうです。

ただし強くこすったり何度もそれを繰り返すと一部剥がれてムラが出来てしまうでしょう。

 

落とす時はクレンジング+洗顔フォーム

クリームを落とす際は水で洗い流すだけでは不十分なので洗顔フォームを使用します。

しかし洗顔フォームだけでも十分ではなく、化粧落とし専用のクレンジング剤を使用する必要があります。下地や日焼け止め、ファンデーション成分などまとめて配合してあり、それだけBBクリームの吸着力や撥水性が強いということです。

これが皮膚に残ってしまうと肌荒れなどを起こしかねません。

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中には化粧落としの際にクレンジング剤が不必要なBBクリームもありますが、ベジボーイBBクリームでは使用推奨されています。

男性はクレンジングフォームを使ったことがない方が多いと思いますが、薬局などのメンズコーナーで「クレンジング」と書いてあるものかクレンジング洗顔フォームを選べば大丈夫です。

手順としてはクレンジングでBBクリームを落としたあとに洗顔フォームで洗います。クレンジングを使えば写真のようにしっかりとクリームを剥がし、成分が泡に混じって落ちていきます。

 

使用後の感想と個人的な口コミ評価

シミ、ニキビ跡と青ひげがどの程度隠せるのか長々とレビューしてきましたが、ベジボーイBBクリームを使う上で期待していたのは以下の3点です。

  • しっかりと隠せること
  • 自然に馴染むこと
  • 汗や水に強いこと

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しっかりと隠せるか

青髭はそこそこ隠せたもののシミに関してはあまり効果がありませんでした。

こういった類のものを使用する場合それを薄くするよりも完全に隠してしまいたいと思い利用します。しかし今回シミの部分に使っても上手く隠すことができませんでした。

また、以前毛抜きで髭を全て抜いたことで今現在はまだ全ての毛穴から毛が生えておらずそこまでひどい青髭ではありませんが、今後これが濃くなってくると隠しきれるかは微妙なところです。

リキッド並に伸びるのでどうしても成分が薄くしか塗れないので10点中で言えば6点、合格まであと一歩というところです。

 

自然に馴染むか

ベジボーイBBクリームは1色しか用意されておらず、メンズ用なので少し色が濃いです。個人的に肌は色白なのでこれとの相性はよくありませんでした。

シミ・ニキビ跡、青髭にクリームをつけている際に言った通り、肌に馴染ませても境界線ができ成分の黄色っぽさが出てしまいます。

BBクリームの色に合わせようとすると該当箇所以外にも広範囲に塗布しなければなりません。それでは消費が早くなりお化粧の時間が長くなり、なにより顔の多くを化粧で覆ってしまうのはかなり抵抗があります。

したがって自然に馴染むか、馴染ませられるかの点は期待はずれです。

 

汗や水に強いか

水をつけたくらいでは落ちず、またその上から軽くふき取ってもクリームが剥がれないので吸着性・撥水性は強く満足できます。

例えばヘアスプレーやワックスを使用する男性は多いと思いますが、着けてセットした直後はうまく決まっていても時間が経つとペタンとなってしまった経験があるでしょう。できればセット直後の状態を長持ちさせたいです。

お化粧も全くこれと同じで、完成直後の状態を崩したくありません。

クレンジングまで使用して落とすのが面倒な方には不向きかもしれませんが、維持力は文句なしで合格です。

 

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BBクリームの使用は今回が初めてで、もう少し凝固したものかと思っていましたが予想以上に液体状のクリームで何度も手に取って塗る必要があり少し面倒に思いました。

繰り返し塗布した割にはシミが隠れずに薄くなった程度で、肌トラブルの悩み隠しとしては不十分でした。

何よりもクリームが自分の肌の色と合っておらず、いくら馴染ませても不自然さが出てしまいます。これの解消方法としてはBBクリームの上に粉状のコンシーラーかファンデを塗ることですが、そこまで手間をかけたくありません。

できれば誰にも気づかれないくらい自然に隠したいです。しかし色が合わないのでそれは難しそうです。

水分に強くて簡単には落ちないのでこの点は非常に良かったです。

 

ベタつきや汗に関して

ベタつき

b416女性用のBBクリームはどのようなものが一般的なのかわかりませんが、ベジボーイBBクリームに関していえばベタつきは少ないと思います。

とは言っても全くベタつかないわけではありません。保湿成分が入っているので塗布直後に乾燥させても多少ぬるっとした感じはあります。もしも普段から無意識に顔をいじってしまうのでしたらクリームを付けてること自体違和感があるでしょう。

表面のベタつきを抑えるならフェイスパウダーを使用しますが、残念ながら男性用のものはほとんど見かけないので女性用のものを購入することになるでしょう。フェイスパウダーの種類も大変豊富なのでできればお化粧に詳しい方と相談しながら選んでください。

 

b417先ほど撥水性が高いことは確認しましたが、一方で汗は肌の内側から出され、また皮脂(あぶら)も分泌されます。

油分が多い皮脂と汗が混ざるとクリームの成分とも馴染みやすくなり、結果として化粧崩れの原因になります。いくら吸着力や撥水力が強くても成分が汗・皮脂と馴染んでしまえば弾くことはできません。

女性のお化粧では仕上げに使用するフェイスパウダーが汗や皮脂を吸収して化粧崩れを防ぐ役目を負います。

ベジボーイBBクリームがどこまで汗・皮脂に耐えられるのかはわかりませんが、それによって多少崩れてしまうこともあるかもしれません。大量に汗をかく場面では使わないのが無難です。

 

敏感肌用・美容液なのか

BBクリーム

BBクリームは日焼け止め、ファンデーション、保湿、エイジングケアなどの効果を一つにまとめたものです。なのでこれを利用すれば肌が綺麗になると思うかもしれませんが一概にそうも言えません。

例えば日焼け止め効果についてはUVカット効果がある成分が配合されているのでそれを期待して問題ありません。保湿やアンチエイジング化粧品でよく使用される成分も使われているのも事実です。

しかし一方でエタノールやフェノキシエタノール、パラベンなどの防腐剤・安定剤も入っており一部の方には刺激になるおそれがあります。なので敏感肌の方やアルコールアレルギーの方でも使えるほど低刺激というわけではなく、また美容効果も大きく期待はできません。

ベジボーイBBクリームの用途は肌の悩み隠しであることを確認して、プラスαで美容効果もある程度に考えるのが適切でしょう。

 

ベジボーイBBクリームに向いてる人

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レビューの際にも書いたようにクリームと言ってもしっとりしているのでほんの少し塗るだけでもかなり伸びます。

その分厚みがない印象で、たとえば大きなニキビや目立つシミ一つを隠すには何度も繰り返して塗布する必要があります。しかしあまり塗りすぎると肌の色と塗布の個所の差が浮き彫りになり不自然さが出ます。

したがってこのBBクリームの使用に向いているのは部分的なニキビ・シミを隠したい人ではなく、広範囲に伸ばして使いたい人です。

頬全体が肌荒れ、あご全体に小さいニキビが出来ている等の方々におススメです。

 

ベジボーイBBクリームまとめ

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  • BBクリームは肌の悩みを隠しつつ美容効果をもちオールインワンコスメとして人気
  • ベジボーイBBクリームは液状のクリームで伸びが良いが何度も繰り返し塗る必要がある
  • シミ・ニキビ跡の度合いによっては隠せないことも
  • クリームの色の種類は1つのみで色白の方には相性がよくないかも
  • 吸着力や撥水性は高くて化粧の維持力あり
  • 汗や皮脂には馴染んで崩れてしまうかも
  • あくまでも悩み隠しの化粧品なので美容効果はあまり期待しない
  • 伸びがあるので一点より広範囲に使用する方が向いている