男性の顔に髭が生えるのは生理的な現象なので仕方ありません。しかも男性だけではなく女性にも髭がはえるのですから、生きている証拠でありヒトである証拠です。

しかし第一印象を決めるお顔に黒い不気味な毛が無造作にあるとそれが悪くなることだってあります。そうならないためにほとんどの人がカミソリや電気シェーバーで処理をしているのです。

青髭 原因

女性なら数回の処理でまた髭が目立たなくなりますが男性はそうもいきません。剃っても剃ってもまるで不死鳥のように蘇り、生きている限りはこれと付き合う運命です。

そしてそれを繰り返しているうちに今度は口周りが青くなっていくことに気づくでしょう。そうです、これが青髭です。髭が濃ければ濃いほどそうなりやすくシェービングの副作用のように我々を悩ませます。

顔の皮膚は体の他の部位と比べて薄く、また髭はどの体毛よりも濃いため毛幹(毛穴から出ている部分)を取り除いても皮膚を通して薄らとその色が見えてしまいます。結果として青色に見えるのですね。

 

髭はヒト、特に男性には平等に生えるものですが濃さや太さに差はあります。濃くて太い方が青ヒゲになりやすく、薄くて細い産毛だとそうはなりにくいです。できれば後者の髭の状態にして悩みをなくしたいです。

髭・体毛の濃さ太さを決めるのは遺伝があると思います。髪の毛だってそういわれています。

そしてもう一つ関係しているのは「ホルモンバランス」です。ホルモンバランスが整っているとその濃さは抑えられ、乱れていると濃く太くなりやすいと言われています。髭の発毛メカニズムは髪のそれと逆です。

ホルモンの分泌量は年齢や性別により異なりますが生活習慣の影響も大いに受けています。

ホルモンと発毛の細かいメカニズムは後で紹介するとして、ここでは毛が濃く、太くなり青髭がさらにひどくなってしまうNGな生活習慣を10つ紹介したいと思います。

 

NGな生活習慣 6選

1.喫煙

タバコ髭の発毛の原因となる男性ホルモン・ジヒドロテストステロンは喫煙によってその数値が高まります。

アメリカのハーバード大学公衆衛生学部の調査による約1200人を対象にし、喫煙者の男性ホルモンの量を測ったところ非喫煙者よりもジヒドロテストステロンの数値が約10%前後高かったという報告をしました。

タバコはがんのリスクを高めるだけではなくムダ毛を濃くしてしまうのですね。今日では喫煙に対して風当たりが強いですが、髭を濃くしたくないならそれに従った方が良さそうです。

 

2.飲酒

ビール適度なアルコール摂取は体内の男性ホルモンの数値が上がります。

またアルコールは血行を良くするのでテストステロンの上昇とも相まってこれが毛乳頭により多く運ばれるようになり結果として毛の成長を促進させてしまいます。

適度な飲酒は身体にとって良いように作用しますが、ヒゲについて見てみるとこれを伸びやすくしてしまうのですね。

脱毛クリニック、エステなどにいくと飲酒は控てと言われることがあるのはこのためです。

 

3.毛抜き

ピンセット思春期の頃に濃い髭を見つけると毛抜きで抜いてしまったことはないでしょうか。

代謝が正常な限りヒトの身体は傷つくと「前よりも頑丈に作ろう」と命令を出し、その部分が厚く・強固になって再生されます。ちょうど筋肉トレーニング後の超回復のようなものです。

毛を抜いても発毛の司令塔である毛乳頭は深部で生き残っており、これが「抜けないようにもっと頑丈な毛を作ろう」と命令を出すことでより濃い毛が出来るようになります。したがって抜くと言う行為は一時的な解決手段に過ぎず、結果的には青髭をひどくする行為なのです。

なので、体毛が濃くなりやすい思春期のころに頻繁に髭を抜いていると、そこがさらに目立つようになってしまうかもしれません。

 

4.色白

色白これは生活習慣からはかけ離れますが、色白であることも青髭を濃くする立派な原因です。肌や毛の色を決めるメラニン色素により、日本人は肌ではそれがちょうど「肌色」として作られ毛では「黒色」として作られます。

肌色と言ってもメラニンによる色の作られ方は個人差があり中にはそれが薄くて色白の人もいます。

肌の色が白い方が毛は目立ちやすく、また毛根の色も透けて見えやすいです。逆に色黒の人は肌のメラニンと毛のメラニンの色が近づくため同じ濃さであっても青髭に見えにくくなるのです。

夏の自然焼きによる紫外線の受け過ぎはシミの原因になりますのでサロンなどに通ってうまい具合に日焼けをすれば青髭も解消できるでしょう。

ちなみに日焼けの仕方にもメラニンが関わっており焼け方に個人差が出てきます。

 

5.辛い物好き

辛い物フランスにあるグルノーブル大学の研究によると辛さが濃いものを好む男性は唾液中のテストステロンの数値濃度が高く、薄いものを好む人はそれが低かったそうです。

またその報告によれば辛い物を定期的に消費することによりテストステロンの数値を上げることも可能だとのこと。

辛い物好きは男らしい印象がありますが、男性ホルモンとの関連性もあったんですね。青髭で悩んでいて辛い物が大好きという方は一度控えてみるといいかもしれません。

 

6.夜行性

夜行性2012年にドイツの研究者によって行われた研究によれば夜行性の男性はテストステロンの数値が高いことがわかり、ホルモンと睡眠サイクルの関連性を指摘しました。

睡眠不足はテストステロンの数値を下げて男らしさをなくしてしまうとよく言われますが、夜行性は逆にそれを高めます。

睡眠サイクルだけではなく体内時計とホルモン分泌も関連性がありそうですね。

 

番外編:毎日行うあの行為も・・・

以上6つ、青髭を濃くする原因になるNG生活習慣を挙げました。濃くなる大きな原因になるものもあればそれほど影響はないものもあるでしょう。

ただしタバコに関しては関連性が高そうです。ジヒテロテストステロンの数値もそうですがホルモンバランスを崩したり血行を悪くする原因にもなるので、少なくともこれで髭が薄くなることはなさそうです。

禁煙

そして青髭とは少し離れますが、おそらく男性は毎日行うあの習慣が口周りのシミを招くかもしれないことをご存知でしたでしょうか。

その習慣とは「髭剃り」です。

実は髭剃りを毎日行うことで皮膚内のメラニンが外部から刺激を受けたと感知しそれを防御するために徐々にメラニンを生成し、気が付くとシミが出来ていたりします。

それは長い年月をかけてできる摩擦黒皮症というもので、肌の深部までメラニン色素が貯まってしまうので改善が難しいとされる症状です。

とは言っても毎日髭剃りをしているからと言って必ずなるものではありません。みなさんの周囲の男性の口周りは必ず黒ずみやシミが出来ているでしょうか。おそらくそうではないと思います。

なのでよほど変な剃り方、ダメージを与えたり圧力を加える剃り方でない限りそれになることはないでしょう。摩擦黒皮症と言ってもほとんどはただシミのようになるだけのものですし。

 

身だしなみを整える限り髭を剃り、青髭になってしまうのは仕方ないことです。でも出来れば青髭は目立たなくしたりなくしてしまいたいですよね。

完全になくすには永久脱毛をするのが一番ですが、お金も時間もかかりますのでまずは挙げた6つのNG生活習慣を改善して綺麗なお肌を目指しましょう。